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日本とも歴史的に関わりの深い国、オランダ。17世紀前半のオランダは、海外発展、干拓事業の推進、芸術・学問の開花によって黄金時代を創出し、首都アムステルダムは世界の貿易・金融の中心となった。その後戦争による苦難の時代を経て、1815年ネーデルラント連合王国が成立。現在はNATO、EUを軸とする西欧中心の政策を推進している。

Netherlands Dataプロフィール

  • 国名:オランダ王国
  • 人口:1,670万4,000人(2008年、IMF)
  • 面積:4万1,864km2(九州とほぼ同じ面積)
  • GDP:8,769億7,000万米ドル(2008年、IMF)
  • 1人当たりGDP:5万2,499.72米ドル(2008年、IMF)
  • 経済成長率:1.996%(2008年、IMF)
  • 主要産業:石油精製、化学、電気、食品加工、天然ガス
  • 主要貿易品目:
    輸出/機械類、鉱産物(石油等)、電気機器
    輸入/鉱産物(原油)、機械類、輸送機器
  • 言語:オランダ語
  • 気候:西岸海洋性気候
  • 格付:AAA(S&P)、Aaa(ムーディーズ)
  • 株式時価総額:1,780億2,820万米ドル

オランダ基礎知識

オランダのルーツ
大国の支配時代

現在のオランダ、ベルギー、ルクセンブルクが位置するベネルクス地方は、古くはネーデルランドと呼ばれていた。紀元前57年にはローマ軍が征服し、農工業を発達させ、以来、ローマ帝国、神聖ローマ帝国、ハプスブルク家、スペインなどの支配を受け続けていた。しかし、1568年にオランダ80年戦争が勃発。スペインから独立し、ネーデルラント連邦共和国を成立した。その後1648年に「ミュンスターの講和」により独立が認められた。

ネーデルラント王国の誕生

オランダは、戦争中に設立した東インド会社を中心に、世界の海を制し、黄金時代を迎えていた。芸術や文学などの文化、科学なども発達したが、3度のイギリスとの戦いに敗れ、次第にその勢力も衰えていった。そのため、残された東インド植民地(インドネシア、オランダ領東インド)の領域支配を進め、この地において過酷な植民地支配を行った。やがてフランス革命の後、ナポレオン率いるフランス軍に占領されるが、1813年フランス帝政の崩壊により、ネーデルラント連合王国(オランダ)が樹立される。その後、1830年には、ブリュッセル革命がおこり、ベルギーが独立を果たす。

現在までの歩み

第一次世界大戦では、中立を守ったが、第二次世界大戦では、中立宣言していたにもかかわらず、ドイツ軍に占領され、オランダ王家はイギリスに亡命。1941年には、中立を破棄し、日本へ宣戦布告するものの、東インド会社は日本軍に占領された。1945年、連合軍により解放されるが、戦後オランダの植民地は次々と独立。さらに、オランダも近代工業国家として着実に発展をしていった。

第二次世界大戦中の1944年には、ベルギー、オランダ(ネーデルラント)、ルクセンブルクのベネルクス3国は、関税同盟結び、労働力と資本も自由化して経済連合を発足。これは、EEC(ヨーロッパ経済共同体)の起源となり、さらに、EC(欧州連合)へと発展した。

オランダの主要産業

オランダでは、銀行、保険、輸送をはじめとするサービス産業、アグロ・インダストリー、化学、エレクトロニクス、金属に代表される製造分野も盛んだ。エネルギー・資源産業では、天然ガスの大生産地であり輸出国でもある。また、オランダは農業生産物の世界三大輸出国の1つでもあり、チューリップや野菜、乳製品で有名な農業分野は、非常に近代化されている。

注目スポット

ダム広場

アムステルダムの中心部にある広場。もとはアムステル川をせき止める堰(ダム)として1270年頃に設けられた。これにより川の両岸が結ばれ、周辺に人々が集まって町が誕生した。「アムステルダム」の市名の語源でもある、歴史的な中心地である。

アムステルダム中央駅

19世紀にアムステルダムとオランダ各地を結ぶ鉄道が次々と開業。当初これらのターミナル駅は市街地の東西に分散していたため、北側の水域を埋め立てて駅を建設。1889年に「アムステルダム中央駅」として開業した。オランダの重要なターミナル駅となっている。

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  • ※各国・地域のプロフィールは外務省ホームページ等の情報を元に記載しています。また、その他の情報は株式会社ジェイティービーが有するデータを元に作成しています。なお、格付けは2009年3月末日時点で自国通貨建長期債務に対して付与されたものです。
  • ※各国の株式時価総額は信頼できると判断した情報を元に記載しています。(2009年3月末日現在)
  • 写真提供: ©オランダ政府観光局 www.holland.or.jp